「訳アリ女子は夜のエッチで白黒つけたい」レビュー

義姉が連れてきた二人の女の子による主人公の奪い合い。
互いの目を盗んでの誘惑とエッチ。
その結末は？

ストーリー

親から追い出された主人公を住まわせてくれる義姉。
その義姉が連れてきたふたりの女の子。
玲奈と結愛。

義姉がいない時はケンカしがちなこの二人が、最近主人公を味方につけようと互いに絡んでくるようになった。

そんなある日。
玲奈のブラの匂いを嗅いでいるところを結愛に見られる。
「中身には興味ないの？　…変態さん」
そう言ってズボンのチャックを下ろし、チンポをしゃぶり始めた結愛の口内にすぐ射精する主人公。
自分の味方をするなら毎日フェラしてくれると言われる。

が、その現場は玲奈に見られており、
「興味ありませんか？　ブラよりも中身に♪」
と、その巨乳で自分の味方になるよう要求。

こうして玲奈と結愛の主人公争奪エッチが始まる。

・エッチで主人公を味方につけようとする可愛らしさ
・最小限に抑えられた主人公の個性

体は大人でも子供のように張り合う玲奈と結愛が可愛い！
二人ともえっちな肉体で描かれており、3P場面は二人の柔らかさが伝わってくる。

性格が合わないのか、義姉がいないとこでは何かと張り合う玲奈と結愛。
そんな状況で中立にいる主人公を味方につければ2対1となって優位……とでも考えたのだろう。
エッチで主人公を味方につけようとする。

味方につけようとする考えも、男だからエッチな事すれば味方にできるという考えも、どっちもがどこか子供っぽい思考で、見ていてほのぼのしてしまう可愛らしさがあった。

メインは玲奈と結愛の二人であり、男である主人公は主人公だがあくまで脇役。
エロマンガを読む男性読者にとって、彼女たちの間にいる人間は自分でなければならない。

そう考えてかどうかは知らないが、主人公の台詞や表情は最小限に抑えられている。

玲奈と結愛から
「どっちがいいか？」
的な選択を迫られるシーンでも主人公の台詞はほぼない。

エロに男の描写が多くあると萎えるというタイプの人も安心の内容ではないだろうか。