親の借金のために身体を売らされた少女ミコ。
代わる代わる男の相手をさせられる日々を送るうちに彼女に変化が?
ストーリー

父親が暴れたあとの片付けをするミコ。
そこへ帰って来た父親が連れて来た男の前に
「俺コイツに金借りててさ。お前が代わりに払ってくれや」
と言って差し出される。
処女だったミコは父親によって男に売られた。
男が満足すると父親と二人で家を出て行く。
ミコには何が起こったのか理解が追い付かなかった。
その日以降、ミコは父親が連れてきた男の相手をさせられるようになる。
「ワシの腰使いよかろ? な? な?」
「毎日よがらせてやるぞ」
代わる代わる抱かれては父親の遊び金を稼ぐ毎日。

ある時、ミコは気付く。
父親が暴れて殴らなくなった事に。
むしろミコを遊ぶ金稼いでくれる大事な「売り物」として丁重に扱い始めた。
するとミコ自身にも変化が訪れる。
「そういやよ。最近お前人相悪いな」
二人の男を相手するミコにかけられる声。
「うるさいなぁ。さっさとイッてよ」
いつしかこの現実を受け入れるようになったミコは、以前の弱虫とは違った。
そして彼女は今日も身体を売ってお金を稼ぐ。
感想
父子家庭なのだろうか。
父親から日常的に暴力を振るわれていた様子がわかる哀れな姿に始まり、父親が連れて来た男に売られてあっさり処女を失い、
それからはただひたすら男たちに抱かれ続ける毎日。
救いようのない展開ではあるが、その中でミコが強くなれた事は喜ばしいことなのかどうか。
これからいい身体に育つであろう予感させるミコの肉体に、男たちが欲望丸出しで群がる様子が淡々と描かれており、
それが余計に売られた少女という絵の魅力を増幅させているように思えた。
リアルなミコの肉体がとてもエロティックな作品である。
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